“まったく新しい”超早期機械故障予兆検知 & QA AEセンシングシステム
Early Observer
一般的な振動センサでは検知できない高い周波数の弾性波=AE波をセンシングします。
物体の亀裂や摩擦・摩耗状況を検知し、今まで不可能と思われていた設備の機械的故障の兆候や品質管理・保証を実現可能にする、“まったく新しい”AEセンシングシステムです。
予防保全/兆候管理
- 回転機(ベアリング)健全性予兆
- ギアの健全性確認、突発故障予兆
- フレームやシャフト、圧力容器等のき裂確認
- 摺動部油膜健全性確認
品質確保/不良品流出防止
- 金属NC加工良否判別
- 脆性材NC加工良否判別
- アーク溶接良否判別
- 各種クラック検知判別
設備予兆・品管革命
人の可聴領域を超える高周波を監視し「揺れる・壊れる」前を見える化。
独自のAEセンサとパラメータ化技術でFFT解析不要のシステムを構築従来にないセンシング性能、かつてない使いやすさを実現しました。
Early Observerは「対象物質別AEセンサ」でターゲットの塑性変形を監視
<AEセンサ信号のパラメータ化>
①Amplitude(アンプリチュード=最大振幅)
AE波形の最大振幅値(OVから最大変位までの電圧)をdB換算
=亀裂進展/摩擦量と相関関係
②Energy(エネルギー)
持続時間内におけるAE波形の積分値=摩擦量/き裂面積と相関関係
③ RMS(実効値)
エッジ処理時間単位毎に取得したAE信号の実効値
=摩擦係数と相関関係
*エッジ処理時間(MELSECへの送信間隔) 10/20/50/100msで設定可能
*センサの応答速度は 0.1μs Amplitudeパラメータは0.1μsの信号も反映します。
Early Observer 製品ラインナップ
MEL-E Type Uno
- 1軸計測型
- フェールセーフ機能搭載
- HPF30、50、100、150KHz
- 全てMELSECからコントロール可
- MELSEC iQ-R/Q用通信FB付属
- GOTサンプルデータ付属
- 専用PC接続ケーブル(OP)で PCでの簡易ロギング可能
MEL-E Type Quattro
- 4軸切替計測型
- 軸切替はPIOで実施
- フェールセーフ機能搭載
- HPF30、50、100、150KHz
- MELSEC-iQ-R/Q用通信FB付属
- GOTサンプルデータ付属
- 専用PC接続ケーブル(OP)で PCでの簡易ロギング可能
持ち運びに便利なポータブル・キャリータイプ
Early Observer MEL-E Portable
手軽にAE波形を計測する為の小型軽量AEモニタリングシステムです。
付属のスイッチ信号や外部入力に同期し、PCやUSBメモリにロギングすることが可能です。
電池内蔵で、電源がない環境でも計測できます。
持ち運び・保管に便利な専用防水ケース付です。
AEセンシングシステム
〈Early Observer MEL-E Carry〉
MELSEC iQ-Rで、設備に合わせたカスタマイズが可能。
健全性診断・QAに必要な複数データを同時にロギングすることで、設備健全性診断の精度を上げることが可能です。
品質管理
製造後の検査から、インライン検査に変えることで、工程の短縮・不良ロットの削減を図ります。
Friction Sonar
工具とワークの接触により発生する高周波AEエネルギーを測定。
工具の欠陥や摩耗状態を検知し、加工状態の見える化を実現します。